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しれっと


by taigayuri
2005スペシャルオリンピックス長野 3月4日(木)その4
 3月2日その1
 3月2日その2
 3月2日公式練習
 3月3日その1
 3月3日その2
 3月3日表彰式
 3月4日その1
 3月4日その2
 3月4日その3


<シングルレベル6男子フリー 16歳以上のグループ>

SO長野フィギュアスケート競技・シングルフリー その8_c0039936_5344345.jpgアメリカのMARC THERIAULT選手。北米選手らしく明るく朗らかな演技。ジャンプやスピンの迫力が凄くて、何より圧巻はフェンス際での連続スプリットジャンプ(バレエジャンプ?)!特に目の前に居たお客さんたちは歓声を上げていた。


演技内容(アバウトです)
連続スプリットジャンプ
シングルサルコウ
スプレッドイーグル
キャメル-シット足替え-アップライトのコンビネーションスピン
片手を上に高く上げてのシングルアクセル
イナバワー 2ルッツ(ちょっと失敗) 2ループ
1回転-1回転のコンビネーションジャンプ
フライングキャメルスピン ストレートラインステップ
シットスピンでフィニッシュ

得点 CAN JPN SVK CRO USA
1st  4.2 4.1 4.3 4.2 4.3
2nd 4.3 4.4 4.1 4.1 4.2



SO長野フィギュアスケート競技・シングルフリー その8_c0039936_5345566.jpg熱戦男子シングルのトリはニュージーランドのNicholas Apperley選手。メモしたエレメンツをざっと見ても一人だけ格上という感じもする。本人としては調子があまり良くなかったのだろうか、2ルッツや2フリップといった難易度の高いジャンプは回転がちょっと惜しいかなといった感じ。目標としていた2アクセルも入らず、演技終了後いまいち納得がいかないという表情にも見えた。ステップも今までの選手達よりも難しいものをこなしている事はわかった(このあたり勉強不足ですみません)が、彼ほどの選手になると優勝へのプレッシャーというものもあるのか、慎重になりすぎているかなという印象も受けた。しかしそれを措いても良いものを見せてもらったなぁ~という感想。是非ニコラスにはニュージーランド代表として四大陸選手権への出場を期待したい。(カテゴリの関係上すぐには無理だけど、ニュージーランドの男子シングル選手層からいっても夢じゃないと思うんですが。近い将来。


演技内容
2ルッツ-2トウループ フライングシット-アップライトポジションのスピン
シングルアクセル スパイラル~イナバウアーのムーブズインザフィールド
2?ジャンプ コンビネーションスピン
2フリップ シングルアクセル キャメル-アップライトスピン
2サルコウ-2ループ ストレートラインステップ

得点 CAN JPN SVK CRO USA
1st  4.1 4.5 4.4 4.4 4.1
2nd 4.3 4.4 4.4 4.4 4.2



<シングルレベル6女子フリー>

SO長野フィギュアスケート競技・シングルフリー その8_c0039936_535887.jpg
カナダのERIN KELLY RYNBERK選手。このスパイラルは凄く綺麗だった。シングルレベル6の女子は彼女一人というのが残念。レベル5の二人の戦いがかなり熱かったので、わがままを言えばこの3人が一つのグループで競い合うのを見たかったなぁ。




前に滑ったレベル6男子まででほぼ力尽きました。(見応えがありすぎたよ)
よってこの先はくだくだですがお許し下さい。

ここで団体客の皆様が次から次へとご入場
仕方がないんだけど、もうちょっと早く来てくれたら…(泣)
この後競技はペア、ユニファイドペア、アイスダンス、
ゲストスケーターダンスと続きます。
# by taigayuri | 2005-04-10 06:24 | スペシャルオリンピックス
今日3月20日(日) 16:00~16:45 NHK教育テレビ
「スペシャルオリンピックス冬季世界大会・長野
 - “笑顔”がかけぬけた8日間 - 」(大会総集編)


明日3月21日(月)深夜26:12~26:42 テレビ朝日
(系列局によって放送日・時間が異なります)
テレメンタリー2005「頑張る勇気をください」
障害に負けず、”自分の人生を変える”ために熊本市在住の田畑周平さんが挑んだのは、大好きな音楽とスポーツでした。...(番組紹介記事より)
# by taigayuri | 2005-03-20 08:24 | スペシャルオリンピックス
2005スペシャルオリンピックス長野 3月4日(木)その3
 3月2日その1
 3月2日その2
 3月2日公式練習
 3月3日その1
 3月3日その2
 3月3日表彰式
 3月4日その1
 3月4日その2



<シングルレベル6男子フリー 16歳以上のグループ>

SO長野フィギュアスケート競技・シングルフリー その7_c0039936_7494699.jpgグループ2番目の滑走は日本の山田祐亮選手。日本の選手ということで一番注目されているだろう。一際大きな拍手で迎えられた。山田君は初めのポーズをとる時に、正面にいるお客さん(或いは関係者)に向かってガッツポーズなどのアピールをする姿が印象的。


演技内容(間違いがあるかもしれません)
シングルアクセル-2トウループコンビネーション
シングルルッツ-2トウループコンビネーション
2サルコウ シットスピン
ストレートラインステップシークエンス
2ループ-2ループコンビネーション
スパイラルステップシークエンス
ステップからの?ジャンプ
アクセルジャンプ
キャメル-シット-アップライトポジションのコンビネーションスピン
両手を高く上げてフィニッシュ。


得点 CAN JPN SVK CRO USA
1st  3.8 4.0 3.8 3.5 3.7
2nd 3.9 3.8 4.0 3.6 3.7


シットスピンのポジションがとても良い。その他のスピンもポジションが綺麗で上手い。スパイラルの姿勢も綺麗で安定していて、大きな拍手を貰った。演技が終わった後、両手をあげたまま思いを噛み締めるようにじっとしていたのが印象的だった。
本人もきっと納得の出来だったのだろう。
1年前のナショナル大会では銀メダルだったが、今大会では4位。
表彰式ではメダルを逃してしまって悔しいのかな…という表情にも見えた。


山田君のスケートを見て感じたのは、彼は見た目からは真面目で実直そうな印象を受けるが、実はかなり負けん気が強くて根性のある人なのだろうということ。
難度の高いコンビネーションジャンプは、厳密に言うとセカンドの2回転が回転不足なのだが、例えバランスを崩しても、高さが足りなくても、根性で降りて何としてでも2回転回りきる!という強い気持ちが伝わってきた。このグループの中で、誰よりも逃げの姿勢を見せなかったのはこの人だ。きっと彼は近い将来クリーンな2回転-2回転のコンビネーションを成功させ、更にはもっと難度の高いジャンプにも挑んでいくのだろうなと思った。

信濃毎日新聞のサイトに"フィギュアに出合い越えた壁 山田祐亮選手"という記事が載っていた。記事によると、山田君は養護学校入学後に日本スケート連盟の3級に合格しているらしい。名古屋のリンクで安藤美姫選手や恩田美栄選手らとも一緒に練習したという話も出ている。

こちらは金子公子ヘッドコーチの記事

"参加することに意義がある"というオリンピック本来の理念が濃く息づいているスペシャルオリンピックスだが、アスリートとして上を目指して挑戦していくのも、またスポーツ本来の姿であり魅力なのだなと、山田選手を見て強く感じた。


 続く
# by taigayuri | 2005-03-19 08:50 | スペシャルオリンピックス