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by taigayuri

カテゴリ:フィギュアスケート( 111 )

2009 東京ブ□ック 2

'09東京フィギュアスケート選手権大会
2009年10月10日~12日
東京都 東伏見 ダイドードリンコアイスアリーナ


10月11日(日)
ノービスB男子
ノービスB男子 - Free Skating Results


#1 坂上智哉選手 "ロビンフッド" 白いシャツに金色の模様、背中側にボタンがついてるのかな?それと黒い手袋。丸いシルエットの頭で髪の毛がさらさら。シットスピン良い。ストレートラインステップがなかなか良い。コンビネーションジャンプも頑張る。フォアのスパイラル、足を替えて両方で。そこからハイドロ~最後の1Aが良かった。そしてスピンで締めくくる。素敵なプログラムだと思った。

#2 石塚玲雄選手 "Mr. インクレディブル" 赤い衣裳。肘から先と膝から下が黒。出だしからよく曲に乗っててスピードもある。笑顔でイナバウアー。1A+2T+2T。ステップで繋いで2Lz転倒。脚がピンと伸びてとても速いシットスピン、足を替えても綺麗。2T綺麗。2S+2Loとてもシャープ。2Fは両足かな。2Lo、何とかこらえるような降り方。フライングキャメル、きれいなドーナツ。音に凄くよく合ってて巧みなストレートラインステップ。コンビネーションスピンはビールマンを含めどのポジションも綺麗で速い。素晴らしい音感とセンス!あどけなく豊かな笑顔で伸び伸びと楽しそうで、見ている側も自然と笑顔になってしまう演技。まだ小さいのにナチュラルであざとさのない演技力には会場中が惹き付けられていたと思う。そして何もかもが良い、上手い。とても濃いプログラムだった。ますます楽しみになった。大事に育ってもらいたいなぁ。

#3 加納大雅選手 "カンフーダンク" 前の玲雄君の点数がなかなか出ずにかなりの時間待たされての演技。上半身赤、右腕が銀色、下が黒の衣裳。力強く激しい振り。1Lz。繋ぎのステップかっこいい。なかなか速いスピン。1F+1LT+1Lo。2Sちょっとだけ斜め。足替えシットスピンは速くて軸ブレなく綺麗。2T着氷ポーズが綺麗。1A~1Aシークエンス。タメのある振りがかっこいい。2Sちょっとだけ着氷危ない。最後まで勢いがあり、男らしさ溢れる力強い演技でとても良かった。

#4 村田伯叡選手 "The last Princess" 上半身赤と黒、下は黒。客席へ(ジャッジへ?)のアピールがかっこいい。2Sはステップアウト気味。1Lz+1Lo+1Lo。曲がゆっくりになり、声が入って(?)片手を突き上げる。足替えシットスピンは速くて綺麗なポジション~とても低いポジション。形がなかなか綺麗なスパイラル。片手を高く上げて2F。フライングシットスピンも形が綺麗。1Aのシークエンスもなかなか。激しく曲調に変わってステップも力強い。最後のコンビネーションスピンも変わったポジションが入っていて良かった。





ノービスA男子
ノービスA男子 - Free Skating Results


#1 佐上凌選手 "VIVA!" 3S転倒惜しい。2Lo+2Loは高さあり。2Aも惜しい。スピンが上手い。2A両足+2T転倒。2F+2T高くて良かった。滑りに伸びがあるな~と思った。

#2 土屋遼介選手 "逆境ナイン" 赤に金色のライン、ベロア地っぽい衣裳。2Lz綺麗。コンビネーションジャンプに根性を感じる。2Sなかなか綺麗。1Aのシークエンスもなかなか。ステップもがんばる。とても頑張りが伝わってくるスケート。日本の男子選手の正統を往く選手だーって感じがした。良い意味で。

#3 五木田英暉選手 "ルパン3世" 赤いシャツに黄色いネクタイに黒いズボン。出だしの振りがとっても粋。スピーディーなステップ。バキューンって振りがとても効果的に入ってていい。とても洒落た振付。終盤の2S~1Aのシークエンス、根性の2T+2Tも良かった。

#4 大谷祐太選手 "死の舞踏" 白~黒ギザギザのデザイン、以前柴田嶺君が着ていた衣裳に凄く似てる。そして黒の手袋。1A、2Lo、2F~1Aのシークエンスなど。曲の繋ぎで平野夏帆さんを思い出す。スピンはキャッチフットが入っていたり。所作がなんとなく美しい。独特な雰囲気のある選手。

#5 鎌田英嗣選手 "West Side Story" 上が赤できらきらしている衣裳。おもしろい振付。ジャンプが綺麗だし流れがある。ジャンプの後のポーズなんかも凄く良い。最後の2Lo~1Aのシークエンスも良かった。シットスピンも速くて上手い。ジャッジ側に思いっきり顔を上げて目を見開いてすごい表情で迫ってきた時にジャッジがクスっと笑った!鎌田君の勝ち!フィニッシュも溜めてかっこよく決め。最後のお辞儀まで凄いアピール力。凄いスター性。面白い選手だなぁ。盛り上がった!

#6 梶田健登選手 "ラフマニノフピアノ協奏曲" 青にひらひらのついた美しく高級感のある衣裳。このクラスの中では体が大きめ。3人連続川越先生っていうのが面白い。2A+2T。3S流れには欠けたけど成功。2Fステップアウト。足替えシットスピン速くてポジションも綺麗。2A綺麗。2Lo~1Aのシークエンスも綺麗。2Lz流れがあって綺麗。フライングシットスピンも綺麗、まるでシニア選手を見てるみたいだった。最後の2Fも決まった。とても良い演技だった。レベルが高く格上の感があり、断トツ1位納得の最終滑走だった。
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by taigayuri | 2009-10-11 23:56 | フィギュアスケート

2009 東京ブ□ック

'09東京フィギュアスケート選手権大会
2009年10月10日~12日
東京都 東伏見 ダイドードリンコアイスアリーナ


10月11日(日)
ジュニア女子ショートプログラム
ジュニア女子 - Short Program Results


#1 梅田莉奈選手 "ビスマルンバ" 最初の2Aに入る前にスピードを上げている最中に転倒。しかし2Aはとても綺麗。2Fの着氷かなり綺麗。フライングシット失敗。レイバックのポジションが綺麗。スパイラルもスピードがあり、ステップもなかなか。全部がうまい。きっと一番滑走の緊張から珍しいミスをしてしまったのが惜しい。

#2 仲澤友奈選手 "英雄/ショパン" 濃紺の衣裳。この中では背丈があるほうになる。ジャンプは落ち着いていて綺麗。なかなか優雅。スパイラルも綺麗。

#3 岩﨑紗弥選手 "マラゲーニャ" 動きを音に合わせる意識が強いと感じた。コンビネーションジャンプの箇所などで顕著。スパイラルやレイバックのポジションは頑張って難しいポジションにチャレンジ。きっとそのうちもっと柔軟性が増してスムースになるだろうなと思える頑張りだった。2Fは低め。フライングシットも低かった。

#4 荻野恵里沙選手 "Leyenda" 2Lz+1Tは予定通りの曲のタイミングで体の準備が間に合わないまま跳んでしまったみたいな感じ。2FはOK。1A。シットスピンが変わった綺麗なポジション。スピンが上手。

#5 阿久澤恵深選手 "Nuobo cinema paradiso(ニューシネマパラダイス)" 白と浅葱色の衣裳が綺麗。6分練習の時にはそれほど感じなかったけど、本番になると段違いのスキルを感じる。滑りの伸びが凄い。が加速時の動きがとても独特。2Fは完璧な美しさ。ダイナミックな動きの情感のこもったステップが素敵。3T+2T、2AもOK。



#6 佐々木美帆選手 "エル・フラメンコ" 1A。2F。2Lo+2T。足首の負担が大きそうなジャンプの降り方、ちょっと心配になる。レイバックスピン・ビールマンスピンは素晴らしい。スパイラルも素晴らしい。恐らく苦しまされているであろう体型変化をカバーできてない衣裳が、色々事情もあると思うけど疑問。フリーではしっかり体型カバーしつつ美しいシルエットの素敵な衣装だっただけに。 脚はとても細くて綺麗なのだ。美しい演技の輝きはまったく失われていない。素敵に踊れていて惹き込まれる演技だった。

#7 木内千彩子選手 "Sabre Dance" 金のきらきら手袋。スピードを上げ最初のイーグルで腕をバッ!てやる振付がかなりかっこいい。3T高いが2Tでぐりん、と。2Fちょっと危ない降り方。2A壁際でオーバーターン、スパイラル途中で転んでしまいフライングシットもミスでその場でやり直したがノーカウント。動きの大きいストレートラインステップがかっこいい。とても勢いが良かったが色々ともったいなかった。

#8 押川ロアンナ紗璃選手 "Teri rab ne bana di jodi" 3Lz+2T普通に。3Fは微妙に怪しい降り方かな~とも感じたけどOK。2Aからスストレートラインステップへの一連の動きが素晴らしくかっこよくて素敵。スパイラルもビールマンスピンも美しい。最後の片手を上、もう片方の手を斜め下に伸ばしたサイドウェイズのレイバックスピンが雰囲気にとてもよく合っていた。踊りが音に合いすぎていて鳥肌。ノリよく素晴らしい演技だった。

#9 石﨑里緒奈選手 "Little brown jag" 2Aがとても軽やか。パールスピンよりも低い位置でエッジを掴むレイバックスピンがかなり特徴的。自分のやれることを一生懸命っていう感じがとても良かった。中学1年生。

#10 藤枝美鈴選手 "ワンダーランド" 水色の衣裳。曲の助けを大いに借りてる、まだ表情がちょっと乏しく余裕のない演技だけど、ものすごく丁寧に一生懸命滑る姿がとても応援したくなる選手だなぁ…と思った。両方向のツイズルとか、頑張るストレートラインステップも良かった。最後のビールマンスピンでちょっとミスがあり惜しかったけど、個人的にこの日のジュニア女子ショートの中で一番心に残った演技。



#11 今井遥選手 "フィエスタフラメンカ" ピンクの衣裳。3Lz+2Tは余裕あり。続く3Fはなぜ転倒してしまったのか??みたいな惜しいジャンプ。2Aは軽々と。スピンもステップもまずまずかな?良い時の凄いオーラまでは感じなかったけど、6分練習でもいとも簡単そうに3Lzも3Fも決めていたし調子が悪いというほどでもなさそうな気がした。

#12 毛間内かれん選手 "BOLERO from MOULIN ROUGE" 緑系のパンツ衣裳。3Fも3Lzもシャープ。スピンの軸がブレなさすぎる。2AもOK。「精密」「精巧」そんな言葉が似合う気がした。独特なスポーティーな動き。ストレートラインステップの時に数年前の西野友毬選手とほんの少し重なって見えた。多分毛間内選手はさらに器用。難なく何もかも完璧な演技。すっごい。

#13 千田玲奈選手 "ハムナプトラ2" 白と金色の衣裳。彼女の衣裳は選曲のせいかもしれないけど他の選手と色使いなどが違い独特な個性がある。3Sは回転ぎりぎりどうかな~という感じだったが<。惜しい。リンクをいっぱいに大きく使って飛び回っていた。スピンもなかなか良かった。

#14 五木田媛花選手 "金持ちなら" フワフワのアップが可愛い髪型。黒と緑の衣裳。まだ中学2年生なのに見た目は大人っぽく体もしっかりしてる感じ。2Aを降りて両手を柔らかく上に上げる動作がとてもきれい、ジャンプすべてフワリとそして高い!絶対に加点のつくジャンプ。ジャンプ意外はまあまあまずまず。

#15 神戸佐和子選手 "火の鳥" 構えは長いが2FOK。3S?+2T、勢いよすぎてよく分からなかったが乱れた。2Aオーバーターン。ビールマンスピンは形も素晴らしく軸も綺麗で凄く良かった。素敵なプログラムだと思う。だんだん羽ばたいていくようなステレートラインステップが良かった。勢いのよい演技だった。



#16 浜谷佐理選手 "Fantaisie Impromptu/ショパン" 黒と金色斜め配色の衣裳。2Aふわりと綺麗。終盤に入っている2Fに頑張りを感じた。スピンとスパイラルが綺麗。綺麗の要素を色々持ってる素敵な選手。中学1年生。

#17 箕輪のい選手 "ジェクリル舞踏会(CATSより)" グレーの衣裳、肩や背中・長手袋のモコモコが可愛い。ジャンプはいずれも質がいまいちだった。最後のスピンも遅くなってしまったけど、キャッツの可愛さと元気さはたっぷりの演技だった。にゃんこの手が可愛い。何度でも見たいくらい可愛い。

#18 牧村果歩選手 "THE BOOGIE BUMPER" 上が黄色、下が濃いグレーのスカート。2Lz+2Loは流れがあった。スピンがなかなか良かった。元気な楽しい演技。

#19 櫛田麻佑選手 "Dew drops" 白に金のきらきら、薄いピンクのスカートが綺麗。冒頭のレイバックスピンがとても雰囲気がある。ビールマンは片手。3Tはまずまずかと思ったが<。アクセルは開いてしまった。

#20 藏佐衣子選手 "ピアノ協奏曲より/ラヴェル" サルコウは空中で乱れた。2F、2AはOK。スパイラルが美しい曲の雰囲気に合っていてなかなか綺麗。凄く美しい音楽の中で力強さも表そうとする感じが良かった。

#21 松丸佳内子選手 "Skyline Firedance" 赤に黒が効いてる衣裳。3T+2Tなかなか。良い2A。スパイラルもなかなか。スピンもなかなか。まとまった演技。纏める力も素晴らしい。


4選手が棄権。
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by taigayuri | 2009-10-11 23:55 | フィギュアスケート

2009 関東ブ口ック 4

'09関東フィギュアスケート選手権大会
2009年09月25日~27日
千葉市美浜区 アクアリンクちば

ジュニア女子 および関東ブロック後書き
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by taigayuri | 2009-09-28 00:00 | フィギュアスケート

2009 関東ブ口ック 3

'09関東フィギュアスケート選手権大会
2009年09月25日~27日
千葉市美浜区 アクアリンクちば


9/27(日)
ジュニア女子フリー
ジュニア女子 - Free Skating Results


ジュニア女子フリーは大会最終日3日目、ノービスB女子の後に行われた。
これで今年の関東ブロック大会すべての競技が終わる。

今年東日本ジュニア選手権に進める人数は「6」。
昨年と同じ数字である。
51名のエントリーに対してはあまりに酷な数字。
でもこれが今の彼女達の実力に見合ったものなのかどうか、
いずれこの先の大会で分かるんだろう。




 第1グループに登場の6選手は、前日のショートで、フリーに残れるか否かの緊張感と一度戦っているだけに、SP上位の選手達に比べたら、失うものはないような強さがあったかもしれない。
 1番滑走の高杉紗英選手は"セビリアの理髪師"。ジャンプの抜けなどはあったが悪くはなかった。コンビネーションジャンプが入らなかったんだなぁ。SlStでレベル3を獲得している。前日も思ったあっさり感はあるけれど、シンプルな良さがあり、独特の間がまた面白かったりする。
 2人目が高瀬恵里香選手。"Jazz組曲"。中学1年生はやはり小さい。が、臆することなくポンポン跳ぶ。最年少ながらとても頑張っていた姿が全体の中でも印象に残った。TESではまずまずの得点をマーク。
 3番滑走清水麻由選手のフリーは"こうもり"。3Sと2Aは決まらず残念だったけれど、2Lzからの3連続が入った。穏やかさと品があった。
 4番滑走に本田麻希選手"sunny ray"。3Sは惜しくも決まらず、ジャンプは全体的に不完全だったものの、楽しいプログラムで溌剌と踊って魅せた。全選手中でもある意味異質。彼女が滑り出すと空気が変わる。この日はほどよく力が抜けていた感じもした。最後のステップが最高。しかもレベル3。
 5番滑走は根岸楓選手。"HUNGARIAN DANCES"。衣裳を見て夏季ジュニアの時の一生懸命な演技を思い出した。これからどんな選手になっていくのだろうと想像してみたくなるタイプ。今大会で存在を強くアピールした選手だと思う。
 グループ最後の6番滑走Meyer Melissa選手はジャンプが悉く決まらずに順位を下げてしまった。ちょっと不安そうな顔で、彼女の良さをこの日は出せなかったかもしれない。ここアクアリンクちばの氷は独特だという意見を耳にした。どう独特なのかは自分にはよく分からないけど、相性の良し悪しや対応力も勝負の重要なポイントとなり得るんだろうな。


 第2グループ一人目は前日とても良い演技を見せた菊池恵美選手。"My Blue Heaven"。濃いピンクと白のぐるぐるキャンディーみたいなポップな衣装。冒頭2Aのシークエンス(二つ目はただのAになったけど)、ダブルジャンプを良いリズムで決めていき、後半に入って2度目の2Aも成功。終始笑顔を絶やさず、最後はSlStを音楽によく乗って楽しく踊りながら。ピタっと音に合ったポーズが一つ一つが本当に可愛くて良かった。二日間ともほぼノーミス、フリーで順位を上げ大差でもちろんトップ。リンクサイドに帰ってきて先生から肩をぎゅっとしてもらっていたのが印象的。
 8番滑走の松嶋那奈選手がここで大爆発。"マリナレッラ"。出だし、2A+2Tを決めると勢いに乗り3S成功(<扱いだったけど加点つき!)。コマのようなジャンプで2Lz+2T+2Loも成功、単独2Aも成功。中盤の3Tこそ転倒したものの、スピンも良く最後まで勢いが止まらず、1ミスの吹っ飛ぶ素晴らしいフリーだった。場内も盛り上がる。これは面白いことになった。総合得点98.17で断トツトップ。
 9番目に志村采香選手。"アラジン"。素敵な衣裳。調子はあまり良くなかったのかな。前日とやはり同じような感想になった。また元気な演技を見たいと思う。良い時の存在感は本当に強かった選手だ。
 10人目に登場は鈴木伶奈選手。"赤いけしの花"。2Aやトリプルが綺麗に決まるのは見られなかったが、とても落ち着いて、夏季ジュニアの時よりもぐっと表情豊かな演技だったと思う。スピンはとても良かった。中学生から高校生になる、はっきりとした違いを今回彼女からも感じさせられた。
 11番滑走は中山里咲選手。"Brave Soul"。ジャンプの調子はいまいちだったかな。それでも自分に与えられた時間を大切に滑っている感じがした。不安そうな目を見ては心配にもなるし、笑顔につられてホッとしてしまったりもする不思議な存在感のスケーターだ。
 グループ最後の12番目に野口真紀子選手が登場。"砂の器"。SPに続いて新プログラムはとてもドラマティックな音楽でこちらも大人っぽい。ジャンプを一つ一つ丁寧に降り、後半までリズムを崩さずコンビネーションを成功させられる彼女は体力があると思う。回転不足判定がたくさんついてしまってるけど、演技はとても良かった。ラストの笑顔が本当に深みのある美しさで、やっぱり成長していくにつれ様々な経験が彼女の心も豊かにし、それが自然に演技に表れていくんだろうなとしみじみ思った。惹き込まれてしまいあっという間の4分間。今後の可能性を大いに感じる演技だった。


 最後の整氷が入り、このあたりから場内の温度も徐々に上がっていく。試合の緊張感もどんどんと高まっていく第3グループ。トップ6とも点数的に大差はないため、逆転は十分可能である。
 一人目13番滑走は鈴木美桜選手。"シチリア島の夕べの祈り"。彼女の実力なら落ち着いて滑れば必ずトップ6に届く。むしろ早い時間に周囲を気にせず思いっきり挑める滑走順でもある。でもきっと緊張していただろうな…。ジャンプは、ミスは少しあったけど、得意の3Tは2回決まり、2A+2Tも決まり、特に後半に盛り返す形になったのが凄く印象が良かった。スピンも綺麗。滑りそのものに大きなスケール感があり、やはりレベルが上だな~!と思えるフリー。上品で技術が確かな新横浜の選手達の中でも、美桜選手には突出した何かがあり、爆発力がある。たとえ良くない時の演技でも、無限大の可能性を感じずにいられないのだ。たから大切なチャンスを一つ一つ、着実に掴んでいってほしいなと思う。総合得点100.10。ここで初めて100点を超えた。
 14番滑走は長谷川奏選手。"A Tribute to Charlie Chaplin"。昨年から続きストライプのスカートの素敵な衣裳。このフリーはいつも勢いに乗って素晴らしい内容を見せてくれる、得意のプログラムといっていいはず。ショートもフリーも、彼女のキャラクターをよく活かしてるなと思う。最初のアクセルはシングルになったが表情は落ち着いていた。次の3T+2Tはスピードに乗って素晴らしい幅。目の覚めるような彼女のトレードマークはやはり健在。立て続けに単独3T、2Fも決まり、完全にリズムを掴んだ感じ。コミカルな可愛い振りもバッチリ決まっていてスピンは丁寧に確実に、最後の最後まで勢いに乗ったままフィニッシュ。ほぼ完璧!105.86でトップ。周囲の出来や点を気にせずにやれる順番だったというのか、それとも追い詰められた順位だったというのか、とにかく周知の実力を持つ2選手がしっかりと期待に応える素晴らしい演技を見せ100点を超えてきた。フリー後半2グループはやはり空気が違う。
 第3グループ3人目の滑走は奥山未季子選手。"黒い瞳"。トリプルはなかったけれど2Aを3回含むダブルジャンプがどんどんと決まり、音楽にも乗れていてとても良い内容だった。細かいミスはあったけど、ノーミスにも近いくらいの印象。スコアを見てこんなに<がついてるなんて思ってもみなかった。これまで彼女はこのプログラムにちょっと苦労しているような印象を抱いていたが、ここへ来てぴったりとハマった気がした。きっともっともっと素敵なプログラムになっていくんだろうな。点数は思ったほど伸びなかったけど、3選手続けて良い演技。当たり前の事なんだろうけど、本気だ。それだけ凄い試合なんだと実感する。
 4人目は中道実喜選手。"ピアノコンチェルト 第1番"(サン=サーンス)。ジャンプがあまり綺麗に決まらず。少し雰囲気に呑まれてしまったかな…。でも決して諦めることのない演技。終盤の踏ん張り、3連続ジャンプなどが良かった。まだ中学1年生。フリーで順位は下がったが、楽しみな予感をたくさん与えてくれた。
 5人目は加藤玲海選手。"バイオリン協奏曲第2番"。2A+2T、単独2A(<判定)、2Lo+2T、2Lz+2Tなど。気がつけばノーミス。というような感じ。凄く落ち着いていて、とっても丁寧な滑りに丁寧な演技で好印象だった。またもジュニア1年目であることをすっかり忘れさせられていた。もしかすると代表に届くのではないかと思った。GOEにはマイナスが一つもない。川越からまた一人、実力のある頼もしいジュニア選手が颯爽と現れた、そんな感じだった。
 第3グループの最後に登場したのは池田詩織選手。"黒い瞳"。ちょっと焦りがあったのだろうか、ジャンプがうまく決まらず。重みのある説得力のある表現ができる選手だなぁと思うのだけど、この日はちょっと寂しい印象に。
第3グループの選手達の根性と踏ん張り、絶対に諦めずに上を狙っていく姿勢は本当に素晴らしかった。


そして残すところは最終グループのみ。
6分練習の緊張感には、なにここ全日本?と思った。
それぞれにジャンプを確かめているが、
ここはほとんどの選手が決して無理をせず
確実な戦い方をするかなと思った。


 最終グループ一人目は浅見琴葉選手。"Black swan"。黒のドレスに、黒い羽の髪飾りが綺麗。冒頭に美しい2A。2F+2T+2Tも綺麗。途中、ループがシングルになったり、2Fであわや転倒の危機があったりと少し乱れた場面もあったが、プログラムの雰囲気に合ったスピンや連続ツイズルがインパクトの大きいCiSt、そして後半2度の2Aでしっかりと演技をまとめ上げた。トリプルジャンプの復活はまだもう少しのようだけど、ジャンプの前後やスピンの出などでハッとさせられるような動作がどれも美しく、彼女の深い思いが伝わってくるような演技だった。浅見選手自身の一昨年からの3シーズンを表現したプログラムだという。彼女はもう、自分は大丈夫と信じることが出来ているように見える。109.59でトップ。東日本に行ける。
 二人目の滑走は石井綾香選手。"ラフマニノフ ピアノ協奏曲"。後半にコンビネーションジャンプを固める構成で、堅実に、期待通りと言えるノーミス。この緊張感の中でまたも完璧といえる演技。普通にやれば大丈夫、それを遂行するのがどれほど難しいか、想像を絶しては溜息が出てしまう。ここは本当に大事な、結果が求められる場面だし、本当に素晴らしいのだけど、彼女は彼女らしく滑れているのだろうか…と見ていてつい欲張りになってしまう節がある。演技の抑揚や感情表現という技術も勤勉そうな彼女にならきっとついて来ると楽しみにしたい。安定感では最も期待も信用もできるのが石井選手だけど、どこかで殻を破って自分のために滑ってくれたらいいなと思う。100.74でここまでの3位。
 3人目は山口香奈梨選手。"ラストエンペラー"。6分練習では少し不安そうな表情も見え隠れしていた。何度も確かめていた3S。これが鍵かなと思った。本番では惜しくも転倒。その他は2度の2Aを含めてまずまずの内容だったと思う。ステップとスピンはどれも加点がついている。PCSのSSは中村未夏選手に次いで2番目に高い4.45。正しいフィギュアスケート。という言葉が合うような気がした。こんなスケーターが全日本にいてほしい。むしろ必要だと。良いものを全て持っている感じ。さすが佐藤夫妻の教え子といったところなのか。持つ雰囲気も演技も、本当に素敵な選手だなと改めて感じる試合だった。98.98 この時点で5位。
 4人目に登場したのがショート1位の遠山由華選手。"風"。スパンコールのたくさんついた水色の衣裳が美しくて、際立つ長い手足。実際にはまだ小柄なのに、氷の上ではとても大きく見える。3S+2T、2Aを完璧に成功。続いてどうするのかな…と思ったら3Loを跳び、しかし転倒。彼女にはそれほど難しいジャンプではないはずだけど、この大事なシーンで挑戦してくる攻めの姿勢には脱帽。そこから少しペースが乱れ、3Sもミス、最後の2Aでも転倒。これがジュニア一年目という事なのか。経験の差か、体力の問題か。プレッシャーか…。それでもスケートや身のこなしは最後まで美しかったし、スピンも素晴らしくステップも良かった。プログラムの印象は少し霞んでしまったけど、彼女の美しい演技は本当に素晴らしかったし、実力は十分に伝わってきた。フリーは最終的に5位となったが総合109.37 ここまでで総合2位。
 続いて河西佳弥選手。"深き愛"。綺麗な2A+2Tから。3Sを入れるもミス、恐らく3Tを予定していた所では2Tに。二度目の2Aも美しい。素晴らしいスピンを見せるも、後半はシングルジャンプが続き少し元気のないフィニッシュ。遠山選手に続いて河西選手も、実力は素晴らしいものの、悪い内容とまではいかないものの、最終グループの緊張感に飲み込まれてしまったか。99.81 一名を残して6位。
 そして最終滑走は中村未夏選手。"トッカータとフーガ"。ブルーの衣裳。ぐんぐんスピードを上げ、3T+2Tは見事な大きさ。1.80の加点がついている。3Loは2Loに。3S+2T+2Tも素晴らしい!続く2A、3Tも加点がつき、2度目の3Sで惜しくも転倒があったが、最後の2A+2Tも決まった。ステップも全身をたっぷりと使い見ていて気持ちのよい流れ。スピンもポジションがとても綺麗になった。勢い余って危ないシーンは相変わらず6分練習では見られたけど、ジャンプは壁際まで行ってしまうことが多いけれど、今回は落ち着きがあった気がした。持ち味のスケールの大きい滑りで、全身で大きく伸びやかに魅せた演技、やはり彼女には絶対の存在感と実力があった。「意地を見せつけた」という言葉がしっくりくるような、そんな試合展開だった。124.30 断トツの1位。
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by taigayuri | 2009-09-27 23:59 | フィギュアスケート

2009 関東ブ口ック 2

'09関東フィギュアスケート選手権大会
2009年09月25日~27日
千葉市美浜区 アクアリンクちば


9/26(土)
ジュニア女子ショート
ジュニア女子 - Short Program Results


ジュニア女子は2日目ショート、3日目フリーともに全員の滑走を見ることができたが、どちらも内容が濃く、あっという間の時間だった。でもきっと選手にとってはとてつもなく長い時間だったのだろう。エントリーは51名。激戦の昨年からさらに12人も増えた。2選手が棄権でショートプログラムを滑ったのは49名。その中でフリーに進めるのは24名。たったの半数である。選手の滑走が始まってから最終滑走者の演技が終わるまでの時間は、とても言葉では説明できない空気が場内をロビーを包んでいた。前半に登場し、演技が終わってから長い時間、明日のフリーを滑れるかどうかの審判を待つ選手。後半に登場し、点数が出た瞬間にフリーに進めないことを知らされる選手。観る側として何度も味わっているはずなのに、決してこれに慣れることはない。目を疑いたくなるような参加者数に、逃げ出したくなるくらいのプレッシャーに襲われていた選手もきっとたくさんいただろうと思う。それでも出場した全選手が本気で戦っていたということを証言したい。



ショートプログラム首位に立ったのは7グループ目4番、
全体の36番目に登場した甲府の遠山由華選手。
今年7級を取得し、今大会が本格的なジュニアデビューとなる。
中学2年生。昨年の全日本ノービスA14位。
プログラムは"ドラリオン"。ノービスのフリーでも使用していたこの曲は、優しいメロディーにほどよいテンポの乗りやすい音楽で、等身大の彼女にぴったり。すでに大人びた演技が出来る彼女には、こんなプログラムは今しか見ることができないんだろうなと思うととても切なく聴こえてくる。やはり身長が高くなったように見えるけど衣裳は多分昨シーズンから同じピンク系のもの。演技内容は完璧。ジャンプは3S+2T、2F、2Aいずれも質が良く、スピンのポジションも回転速度も素晴らしい。オールレベル4。SpSqもレベル4を獲得しており、SlStこそレベル1であるものの、何より素晴らしいのはエレメンツの前後の流れの美しさ。隙のない演技でGOEにマイナスが一つもないスコア表。PCSの高得点も文句のつけようがない。ジュニア新人であるという緊張どころか、自信と並々ならぬプライドが感じられるほどの存在感だった。今後関東のエースになるだろう彼女にとても期待してはいたけど、高校生選手達を押しのけてのショート首位は嬉しいサプライズ。
45.66


2位は同じ甲府の河西佳弥選手。
前日のノービスAの歩果選手と似たような第1グループ4番滑走。
彼女も今年がジュニア一年目。中学2年生。
昨年の全日本ノービスAでは21位。
細身の美しいスタイルで、プログラムはやはりノービスのフリーであった"カルメン"。この歳なのに背伸びした感じがほとんどしないのは凄い。彼女も素晴らしい演技。高くて回転が速くて幅も流れも完璧な2Aはいつ見ても溜息。これが冒頭なんだもん誰だって目が釘付けになるでしょう。スピンとスパイラルはレベル4。コンビネーションジャンプは2Lz+2Tで、滑走順も早かったけど、これは早くも突き抜けると思われる演技。
41.74


今年から高校生の川越の中村未夏選手が3位。
第8グループ1番目に登場。全体では39番目。
ジュニアは今年が4年目で、昨年のこの大会の優勝者。
東日本選手権には過去3年連続、全日本ジュニアにも2年連続出場し
昨年は14位、一昨年は11位。
数少ない7級選手の一人。
プログラムは女子十二楽坊の"自由"。昨年までのフリーのバタフライの流れを継ぐ、彼女のイメージに似合う、爽快な滑りが引き立つプログラム。ジャンプは3T+2T、2F、2A。SlStではレベル3を獲得している。昨シーズンの関東ジュニア女子内独走状態も彼女には関係ないというように、あらゆる面において成長と努力の跡が感じられる今年の中村未夏選手。落ち着いてノーミス、その時点で暫定トップの遠山・河西両選手とおそらく近い点で上位に食い込むのは間違いないと思ったが、トップとの点差が意外にあって少し驚いた。PCSでは彼女がトップだけど、スピンでの点差が大きかったもよう。
41.72


4位が川越の浅見琴葉選手。8グループ目の最後、44番滑走。
高校2年生でジュニアは4年目。
東日本は過去2回、全日本ジュニアには一昨年初出場し24位。
怪我で思うように滑れなかった昨シーズンを乗り越えて
春のコバトン、先月の夏季ジュニアと素晴らしい復活の演技を見せている。
プログラムは"Arabian Night"。ベロア地のパンツスタイルの衣裳に、以前のティアラ以来?頭(おでこ)の飾りが可愛い。初めのポーズをとった瞬間から、今までに見たことのない彼女の不思議な新しい世界に連れていかれてしまった。プログラム全体を通じて一貫したエキゾチックな世界観。粗さのない動きで、なりきって、魅せる。という事に関して彼女が一番長けていると思った。詳しいストーリーまでは分からないけど、きれいな起承転結ではなく、予測を良い意味で裏切る変わったテンポで進んでいくプログラムという感じがする。独特な緩急が計算なのかそれともまだ手探りな部分があるからなのかも分からなくて摩訶不思議。掴みどころのない感じがありきたりでなくて面白い。ジャンプは2Lz+2T、2A、2F すべてノーミス。2Aは大きくて綺麗。流れのある加点のとれるジャンプを跳ぶ選手になった。彼女のプログラムは細部まで凝って作られているため、(スピンの回転などでの)ズレがほとんど許されないだろうなぁという感じが他の選手以上にする。
38.84


5位に新横浜の山口香奈梨選手。
ジュニア2年目、中学3年生の選手。今年7級を取得した様子。
昨年の同大会はフリーで追い上げ東日本進出一歩手前の7位。
第3グループ2番目、12番滑走。
"Artsakh" スラリとした長い手足、美しいスタイルに舞台映えのする顔。彼女がいつの間に大きくなったのかよくわからなかったのは、頭の中で多分妹さんと混同しちゃってるせいだろう…なんともそっくりで可愛い姉妹なのだ。伸びのある美しいスケート。「基本に忠実」ってきっとこういうことなのかなと思う。素人が言うのも何だけど玄人受けしそうなスケーターだなと改めて思った。3S+2Tの3Sが回転不足ながらまとまった演技。どこをとっても悪い所・苦手な所がなさそうで、ソツのない新横浜の女子選手達を代表するような質の高い演技の中にも、彼女は華がある。PCSでは2位。
37.68


6位に新横浜の石井綾香選手。
全体の真ん中第5グループの4番目、全体の24番目。
高校2年生。ジュニアは4年目。
昨年東日本進出、全日本ジュニアにも初出場し
ショート26位でフリーに届かなかったが、
しっかりとした演技でノーミスだったことを覚えている。
"Art on Ice" 2Lz+2T、2A、2Fをきっちり成功。スピンもスパイラルも確実で、彼女の演技はいつも心配なく見ていられる。ここ数年見ていて、大事な場面でいつもやるべきことができる彼女は本当に凄い。
37.34


7位は新横浜の鈴木美桜選手。
第6グループ2番目、28番滑走。
中学2年生、ジュニアは2年目。7級。
昨年の同大会で初出場ながら2位に入り東日本進出。
東日本のショート本番で練習では好調に見えた3Tが決まらず
フリーに進めなかったのが本当に惜しかった。
あの時はこれが最年少のプレッシャーなのかと思った。
今年のショートプログラムは"ラ カージュ"。得意のレイバックスピンから始まり、大きな3T+2Tは全ジャッジからGOE+1。勢いに乗るかと思ったところでアクセルが抜けてしまい痛い。2Fは片手を上げて。彼女の長身も手伝ってこの上なく見事なインパクトで歓声。勢い挽回。スパイラルも迫力。
36.82で最終グループに一歩届かず。でもまだまだ明日!


8位に川越の加藤玲海選手。
第4グループ4番目、全体の19番滑走。
今年からジュニアの中学2年生。
昨年の全日本ノービスA26位。
"Passionate Eyes" ジャンプは2A、2Lz+2T、2F。スピンも問題なく、ノーミス。彼女が昨年までノービス選手だった事実を忘れていたため、ふつうに、うまいな~さすがだな~という感じで見ていた。堂々の頼もしい演技だった。
35.72


9位は日立ゴールドの中道実喜選手。
第4グループの1番目。16番滑走。
今年ジュニア1年目の中学1年生。
茨城県の選手は今大会ジュニアは彼女ただ一人。
"The Ragtime Symphonic Suite" コーチ欄に岡島功治、振付師欄に天野真という名が。ジャンプは2Lz+2Lo、2A、2F。スピンやステップもハイレベル。しっかりとした技術で、ノーミス。TESでは上から5番目に高い点数。
35.20


10位は第1グループ2番滑走だった川越の池田詩織選手。
高校2年生。
昨年の同大会9位。ショートでは4位だった。
プログラムは"シェルブールの雨傘"。2F、2Lz+2T。2Aでステップアウトが惜しかった。SlStが素敵だった。全選手中指折りの大人っぽい演技だったので印象に残っている。
34.72


11位に川越の長谷川奏選手。
第2グループ1番目、全体の6番と早い滑走順。
高校2年生。ジュニアは4年目。
1年目の2006年と昨年、東日本に出場している。
昨年は全日本ジュニアにも初出場し28位。
その時ショートでは好調だった3Tを転倒してしまい残念だったが、
このプログラムが印象に残っている観客も多いのではないかと思う。
昨年に続き、黒いドレスに鈴とリボンの赤い首輪という衣裳で"黒猫のタンゴ"。2Aは空中で開いてしまい両足。3T+2TはOK、2Fも綺麗。限りなくキュートな、ジュニアだからできる、あどけない可愛さの彼女にだからできるこの演技、でもSlStなどではドキッとするくらい大人っぽい華麗な踊りを見せていた。きっとそのどちらも本当の、今の16才の彼女なんだろうなと思った。見た感じの印象は良かったが、思ったより点が出ずにこの順位。細かい所でポイントを取りきれていない感じなのかな。
34.12


12位は最終第9グループの4番目、48番滑走の
新横浜の奥山未季子選手。高校1年生。
昨年の同大会21位。
"Fanfare pasodoble" スコアを見ると、2Lz+2LoにeがついてGOE一律-2。2A<で一人のジャッジだけ-2。今シーズンからの採点の変更点がはっきりと表れたスコアだなこれは、とか思ってみた。2Fが転倒(だったと思う)でジャンプではポイント的に厳しいのだけど、質の高いスピンやスパイラルがやはりポイントにも表れた模様。ここの所の彼女はあまり元気な演技を観ていなかった気がするけど、今大会は調子が上向いてる感じがした。
33.36


13位に新横浜の松嶋那奈選手。
第8グループ5番目、43番滑走。
ジュニアは一年目の中学2年生。
最近ローカル大会でコンスタントに良い成績を修めている印象があり、
4月のリリーカップではジュニアで優勝している。
"アンヴィルコーラス"3Tは転倒。2Aは綺麗。まだまだ小柄だがなかなかのキレと勢いがあると感じた。これが挑戦者の勢いか。
32.50


14位は最終滑走、50番滑走の川越の中山里咲選手。
高校1年生。昨年のこの大会では22位。
最後まで長い時間待たされてやっと滑るのはどんな気持ちなんだろう。
プログラムは川井郁子の"水百景" 彼女の顔を思い出すとすぐにこの曲のメロディーが浮かんできた。柔らかくて優しい、まさにぴったりな選曲。中山選手はいつも凄く優しい顔をしている。彼女はスケートで自分の強さも弱さも全部さらけ出してしまう、純粋で嘘のつけないスケーターなんじゃないかと思う。いつも気になってしまう。2Lo+2T、2A(<、着氷が乱れたのだったかな)、2F。スピンも綺麗で、とても良い演技。正直な笑顔やほっとした顔にはこちらまで嬉しくなってしまう。がんばれ!って思ってしまう。
31.36


15位は甲府の志村采香選手。
最終グループの1人目に登場。
中学3年生、ジュニア2年目。
昨年のこの大会で3位になり、初出場の東日本ジュニアで20位。
"ピアノ・レッスン" 2Aは回転不足判定(全ジャッジGOE±0。これも今季からのルールで二重減点が免れた例になるのかな)。2Lz+2Lo、2F。スピンで二つレベル4を獲得している。プロフィールにコーチの名前が書いていないが、リンクサイドにはショート・フリー共に川越の浅野・日下両先生がついていた。身長が高くなったなぁと思った。技術的には優れているのだけど、正直、一年目の去年と比べて勢いに欠けるというか、印象が薄かったことが気にかかる。プログラムが同じだけによけいにそんな風に感じてしまった。
31.14


16位は全体の1番滑走だった宇都宮の鈴木伶奈選手。
今年から高校生。昨年の同大会8位。
"キャバレー" 2Lz+2T、2Aは両足で回転不足、2F。スピンがやはり上手い。コミカルで、去年見た時にはチャレンジだなーと思った振付が、見違える程に馴染んで素敵なプログラムになっていた。一歩大きな階段を上ったような感じがする。
30.82


17位は神奈川の菊池恵美選手。
第7グループ2番目、全体の34番滑走。
ジュニア2年目の中学3年生。昨年は同大会14位。
"ムーラン" 2Lz+2T、2A、2FジャンプはすべてOK。ノーミスの素晴らしい演技。SpSqのノーカウントは何故だったのか?全身の大きな使い方もスケートも伸びやかかつ柔らか、しかしまだ全体に弱さも感じられるのは単純に成長途中の体重の軽さが原因かと思う。今後PCSは心配なく上がっていきそうだと思うし、今は今の等身大の彼女のふんわりとした可愛い笑顔の演技を堪能しておきたいところ。
29.38


18位はWINS長野の野口真紀子選手。
第4グループ2番目の滑走。全体の17番目。
今年から高校生。昨年の同大会17位。
"月夜の物語" 冒頭の2Aで転倒。2Lz+2Tと2FはOK。こちらもSpSqが見た目にはよく分からないノーカウント。新しいプログラムでイメージが一新。ブルー系の衣裳も今までにない感じ。女性らしさと大人っぽさが見事に引き出された素敵なプログラム。以前と比べても明らかに密度が濃く、身のこなしや表現に一瞬も気を抜けない感じが体力的にも大変そうだけど、はっきりと、一皮剥けたと感じた。笑顔も良かった。SlStもかなり素敵。
29.04


19位は神奈川の本田麻希選手。
第5グループ3人目、全体の23番滑走。
高校2年生。昨年のこの大会は19位。
"Verano Porteno" ダークな色合いの衣裳。3S転倒、2Aも危なかった。2Fも回転不足判定とジャンプは厳しい内容。しかし彼女はここから。タンゴのリズムに乗りプログラムの勢いは留まることなく、スピンもスパイラルもしっかりと、最後のSlStは得意の踊りをこれでもかと見せ付ける圧倒的な表現力だった。踊ること、魅せることに対する強いこだわりがこれまで以上に意志の強そうな目からも感じられた。ジャンプのミスにも気持ちを切らさなかったことや、迷わず全力で表現に徹したこと、そして踊るだけではなく「滑る」ことへの意識。それらを表すかのようにPCSだけなら8位。このPCSは彼女の誇りにしていいと思う。
28.72


20位は新横浜のMeyer Melissa選手。
第3グループ1番目の11番滑走。
インターナショナルスクール3年生、中学3年生に相当。
関東ブロックジュニア初出場。
"パリの喜び" 2Lz+1T 2A転倒 2F。スピンやスパイラルが良く、全体的にまずまずの印象。
28.70


21位は川越の根岸楓選手。
第6グループ最後の32番滑走。
中学3年生。関東ブロックジュニア初出場。
"マダム・バタフライ" 2F、2A転倒、2Lz+1T。SlStでレベル3を獲得。
28.26


22位に宇都宮の高瀬恵里香選手。
第2グループ2番目、全体の7番目に登場。
ジュニア1年目の中学1年生。
昨年は関東ブロックノービスA25位だったものの
上手くて目を惹く選手だと感じ名前を覚えていた。
"パリの喜び" 2Lo+2T 2A転倒、ステップからの2F綺麗。やはり中学1年生だけに体が小さく、表現面ではまだこれからという感じだけど、ジャンプもスピンもなかなかのキレで伸び盛りの勢いを感じる。
28.18


23位は第8グループで滑った新横浜の清水麻由選手。
高校2年生、昨年は同大会13位。
"Candide Overture" 2Lz+2T 2Aのミスは失念…、そして2F。
大きな崩れがなく28.10 この時8人を残して暫定18位に食い込む展開。


24位に入ったのはまだまだ序盤だった第2グループ最後、10番滑走
新横浜の高杉紗英選手。
高校1年生。去年はこの大会で26位。一昨年は10位。
"It don't mean a thing" 2Lz+1Tは間にオーバーターンが入り、2Aは両足。2FはOK。スパイラルが綺麗。彼女はまだ体がとても小さくて細い。そして綺麗で不思議なくらいに音のしないスケート。演技はちょっと淡々としていたかな。でも面白くて実力のある選手だと思う。
27.88



ここまでが翌日のフリーに進出を果たした24選手。
残念ながら25名はフリーを滑ることができない。
24位と25位の選手の点の差は僅か0.02。
点数も内容も実力も大きな差のない中での戦いであり、
フリーを見ることができないのが残念で仕方ないと思わせられる選手もたくさんいた。



26位の山梨の佐野彩子選手は高校3年生で今年がジュニアラスト。
ショートプログラムのルパン3世は
とてもフェミニンで表現力豊かで素敵だった、
今までの見た彼女の中でも、なかなか良かったと思う内容だった。

群馬県の選手は今回一人もフリーに進むことができなかったが、
どの選手も粒揃いの魅力も実力も備えている。

28位の新藤紗梨選手は中学2年生でジュニア1年目。
別の曲がかかるアクシデントがありながら
強張らずに頑張り、スピンやスパイラルがとても良かった。

29位の柳原瑠偉選手は中学3年生でジュニア2年目、昨年11位。
最後から2人目の滑走。淡いピンクの衣裳で花のワルツ。
過去に見たプログラムともまた違うイメージ。
どんな演目が来ても主役を勝ち取れる女優のような、
演じることへのプライドを感じた。
演技中は常に表情に気を使えているし気高ささえ感じるけど、
繊細そうな内面も伝わってくる彼女の演技は惹かれるものがある。
3Tは転倒してしまったが、一見してフリーには残れると思ったのに…と思える
悪くない演技だった。
もっともっと大きな大会で彼女を見てみたいと思う。

31位の平野夏帆選手は高校2年。昨年16位。
ジャンプにミスが出て残念だったけど、
2Aは相変わらず美しく、存在感もあり、
ガンガン上位を狙っていける選手だと思っている。
彼女の演技は優しくて謙虚。
時々遠慮がちにも見える。それが勿体なくも感じたり。

33位の柳原瑠璃選手は瑠偉選手と2才差のお姉さん。
きちんと見るのは初めてだったような気がする。
良い所が似ていた。美しい姉妹だ。

30位の菊田早紗選手は、ノービスが大変盛り上がっております地元
アクアリンクちばからジュニアではただ一名の参加。ジュニア1年目。
片手ビールマンスピンが良かった。あと2Lzがかなりはっきりしたアウトエッジ。

32位の伊藤瑳良選手も全体の印象が悪くなく、
プログラムも素敵だったし、是非フリーも見たかった。

35位ジュニア1年目の柳井瑞貴選手もジャンプが惜しかったが、
技術的には期待できるものを感じさせられた。

36位の浅見和選手は紫一色のフリーの衣裳の印象がとても強かったので、
ショートの淡い色の衣裳で可愛さが前面に押し出されたプログラムは
全然知らない彼女を見たような気持ちになった。で、可愛かった。

44位井上華凜選手はジュニア1年目。
ショートプログラム"ショーほど素敵な商売はない"はとても華があって素敵。
ビールマンスピンが綺麗だったが、ジャンプが乱れ纏めきれなかった。

47位小平早紀選手は高校3年生でジュニアラスト。
ジャンプはうまく決まらず、後半ではテンポが乱れたのか
スピンでもミスが出てしまった。
それでも心からの笑顔が美しく、最後まで一生懸命、
気持ちの伝わってくる演技だった。
昨年からのこのカノンのプログラムは見ているこちらの心が洗われるような
素敵なプログラムで、見る者の心に訴える何かがある。
表現者としての本当の彼女はまだ始まったばかり。
これからが選手として一番良い時期を迎えるはずだ。



結果が掲示された後に、コンピュータのミスがあったらしく
得点が修正され、順位も僅かながら入れ替わったようだった。
なんて心臓に悪い…
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by taigayuri | 2009-09-26 23:59 | フィギュアスケート

2009 関東ブロック

'09関東フィギュアスケート選手権大会
2009年09月25日~27日
千葉市美浜区 アクアリンクちば


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9/25(金)
ノービスA女子
ノービスA女子 - Free Skating Results


 第1グループから見所が沢山。一番滑走の神奈川の原村茉里選手から今大会最初の競技が開始。ああ始まったなという何ともいえない思いが。始まりの素敵なポーズが先月の夏季ジュニアで見た時にも増して絵になっていた。ジャンプはなかなか。ステップの転倒が惜しかった。難しいバランスの大きな動きを頑張って取り入れているのだなと思った。しかし気持ちを切らさず最後までしっかりと演じきった。
 新横浜の山口凛華選手もしっかりとした滑りを、川越の深瀬理香子選手も力を見せた。
 5番滑走に甲府の河西歩果(かわにしほのか)選手。7級を持ち、昨年の全日本ノービスAでは8位。期待の選手。一年前の同じ甲府の遠山由華選手がちょうど同じような状況で同じ滑走順だったことが思い出される。冒頭の3Tでは転倒したものの、その他は圧巻の内容。滑りのスピードから身のこなしの美しさから、別格のオーラを放っているように感じた。ノービスに置いておくのが勿体無い表現力のリベルタンゴ。スピンも素晴らしい。着氷した3Sと3Tは回転不足判定であったが、彼女の演技が終わって、これはどんな点が出るのだろうかと会場中がワクワクしていたと思う。62.33 断トツの暫定トップ。

 第2グループには宇都宮の二選手が続けて登場し、宇都宮クラブも良い選手を擁し着実に育っている事を感じた。山本選手は姉妹選手だろうか、なかなかパワフルだった。
 全体の9番滑走甲府の宮川倫瑠(みちる)選手はシンプルかつモダンな美しさを持っていて前に見た時も印象に残っていた。それだけに本番になると視線が下がり気味になってしまうのが気になるけど、ほんの少しの余裕と自信で大きく化けるのではないかと期待している。

 第3グループ2番目に長野の山中里紗選手が登場。この日会場に到着して、一番に目に入ったのが会場外でアップしている彼女の姿だった。とても近寄れないくらいにナーバスな表情に見え、この大会のとてつもないプレッシャーが痛いくらいに伝わってきた。本番での彼女は、良い時よりちょっと動きが小さかったかもしれない。けれど、ジャンプの質の向上は目を見張るものがあった。やや慎重ながらジャンプは見た目にほぼノーミスの出来、やわらかな全身の表情も素敵だった。フィニッシュにようやく本来の笑顔が少し戻ってきた。彼女の持てる力をかなり出せたのではないだろうか?どうだろう。
 このグループ4番目に登場した地元アクアリンクちばの神代結衣(かみよゆい)選手が63.92を出しトップに立った。昨年の全日本ノービスBでは14位。チャイコフスキーのピアノコンチェルト。2Aからの3連続ジャンプ等を含むノーミス(トリプルは入らなかったものの)。夏季ジュニアで勢いを感じていたが、この大事な大会でも素晴らしい演技。続く地元選手への追い風となるか。

 第4グループの最初に登場したちばの村上采花選手はスタイルの良さ・美しいシルエットが大きな武器だと感じ、また次に見るのが楽しみだと思った。
 4番目に登場の新横浜の鈴木星佳選手。トリプル他ジャンプでいくつかミスがあり、ちょっと纏められなかった印象。しかし素材の良さは彼女が滑っているだけでひしひしと伝わってくる。美桜選手と同じくらいかそれ以上に。素晴らしい選手に育ってくれることを祈りたい。

 第6グループの2番目に、推薦選手である新横浜の鈴木春奈選手が登場し、場内の空気も期待感でいっぱいに。プログラムは"The Red Poppy" 3S(回転不足判定だけど)や2Aのコンボなどは成功。(曖昧な記憶によると)3Lzはステップアウト、3Loで転倒。だった気がする。ジャンプは守りに入らず攻める姿勢が良かった。堂々とした演技や滑りは格上の雰囲気。強化選手としてのプライドは充分に示すことが出来た演技だったのではないかな。
 続けて昨年の全日本ノービスB12位の新横浜の田尻麻友選手がチャルダッシュで単独2A、2Aからの3連コンビネーションを含むノーミス(だったと思う)で上位に。
 このグループ最後の新横浜の望月美玖選手のアダムスファミリーも楽しみにしていたが、ジャンプの調子がちょっと合わなかったのか、勢いに欠ける出来。焦りが姿勢に出ていたかも。でもまた見たいと思う何かがある選手。僅差でひしめき合う中で、ほんの少しのミスや点の差で順位が分かれていくことをこの辺りから強く感じるように。

 第7グループの一番目に長野の滝沢帆乃夏選手。トッカータとフーガ。2Aはないが、2T+2T+2T、2Lzなど軽やかに綺麗なジャンプでノーミス。2年目のこのプログラムはすっかり彼女が自分自身で支配し彼女の色になっていた。リンクを降りるとまだ小さな女の子なのに、氷の上でのいい女度はさらに加速していた。中盤2F+2Tを降りてSlStに向かう箇所にグルグルと首を振るようにターンが入るこの時のポニーテールが完璧なのだ。この演出は素晴らしすぎるのだ。彼女のやるべきことを落ち着いてすべてやりきり、最終順位は堂々の15位。このかっこよさは関東全域において十二分に通用すると思えた。
 日立の松田萌実選手は誰かに似てる…誰かに似ているのだ。日立の選手も、上手く言えないが記憶に残る何かを持ってる選手が多いような印象がある。
 グループ5番目に登場川越の笹間梨帆選手があっとレベルの高さを見せてくれていた頃、何のことはないちょっとした出来事が。不慮の事故で感想のメモが全消失しただけのこと。もうメモなんてとらない…。心の中でちょっと泣く。今回、試合からある程度時間が経過した後に記憶に残っていてスコアを見ながら思い出せることだけを書いている。迷ったり悩んだりも数え切れないくらい色々したけれど書くと決めたから書いている。初めて見た選手の印象がかなり記憶から消えてしまってる事がちょっと悲しい。
 続くグループ最後の新横浜の苅田梨菜選手が凄かった。最初の3Loは転倒で惜しかったけど、かなりキレと勢いのある演技で、リンクサイドの鈴木誠一コーチがよしっ!と頷きながら見ていたのも印象的。彼女も7級を持っているとのこと。

 8グループ目に茨城県連の大内愛理選手が登場。茨城県から出てくる選手は人数は多くないけれど、それぞれに実力と個性を見せつけてくれる。ここも静かに着々と、良い選手が育っているなぁという感じ。高くて良いジャンプを跳び、バランスの良い選手が多いような。大内選手は今回も存在感を充分にアピールしてくれた。
 4番目に神奈川の中田茉穂選手。ME AND MY GIRL。ジャンプはどうだったかあまり覚えてないけど、今年のプログラムも彼女にとても合っていてとても楽しげ。まるで遊園地のアトラクションみたいな、ポップでカラフルな3分間の夢を見せてくれるスケーターだなと思った。
その次、全体の45番目に登場したのが新横浜の花城みなみ選手。Gypsy Rhapsody。昨年の全日本ノービスAは27位。今試合一番注目していたし楽しみにしていたのが花城選手。6分練習でも他を凌ぐ存在感があり、周囲からの大きな期待もあったろうと思う。本番の彼女は、冒頭の2A転倒に続きミスが連発、ジャンプをほとんど決めることができなかった。焦りが焦りを呼んでしまうような演技で…。しかしスピンやステップは素晴らしかったし、レベルの高さは存分に示してくれた。不調の原因が何かあったのかは分からないが、これが試合か…と思い知らされるような感じだった。きっとものすごいプレッシャーだったんじゃないかな。本番の後、とても悔しそうな姿に胸が痛くなった。今年はブロック14位という成績だけど彼女はまだまだこんな選手じゃないはず。
 グループ最後にちばの川畑いずみ選手が登場。神代選手同様夏季ジュニアで見せた勢いのままにキュートなピンクパンサーで素晴らしい演技。スピンがかなり良かった記憶が。63.26 神代選手と河西選手の間に入る2位。いよいよ地元ちばクラブプレイクの兆し。

 第9グループでは新横浜の猪川乃絵瑠選手が健闘。スルスル滑りと得意のスピン、そして逆回転はこの人数の中でも目を惹く。
 最終グループの最初に長野の井原夏見選手。徐々に激闘の様相を呈してきている長野県内の小学校高学年~中学生女子選手の中で、彼女も着実に力を伸ばしてきている存在。ちょっとスピンのミスがあったりしたけど、高さのあるジャンプを丁寧に決め最後までしっかりと、好感の持てる演技。
 4人目にWINS長野の宮脇綾音選手も登場。新しい赤い衣裳が華やかで大人っぽい。滑りがまた良くなっていて、スケートに委ねられた全身の滑らかな動きや角度が見ていて気持ちいい。今回ジャンプはもうちょいか。まだまだ伸び代が感じられる。
 川越の増田選手、小林選手がそれぞれ健闘を見せ、全国6ブロック中最もエントリーの多かった関東ブロックノービスA女子57名の演技が終了した。(エントリー60名棄権3名)

 アクアリンクちばの二選手が、地元大会の期待を大きな力に変えワン・ツー。昨年同大会優勝の河西歩果選手を加え、上位3選手は点数的にも僅差の高いレベルを見せつける戦いだった。この勢いを是非とも来月の全日本ノービスでも存分に発揮してもらえるといいなと思う。果敢にジャンプに挑んだ今回5位の鈴木春奈選手も完成度が高まれば今年も全日本で健闘してくれることと思う。7位の苅田選手がわずかな点差で全日本に出られないのが惜しい気もする。
とても見応えのある試合だった。


全日本ノービス出場
1位 神代結衣選手  アクアリンクちばクラブ
2位 川畑いずみ選手  アクアリンクちばクラブ
3位 河西歩果選手  甲府FSC
4位 田尻麻友選手  新横浜プリンスFSC
5位 鈴木春奈選手(推薦)  新横浜プリンスFSC
6位 笹間梨帆選手  川越FSC


【記事】五輪目指し氷上の舞 アクアリンクちばで初開催 関東フィギュア選手権 2009年09月26日 千葉日報ウェブ
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by taigayuri | 2009-09-25 23:59 | フィギュアスケート

2009 夏季ジュ二ア 3

2009 東京夏季フィギュアスケート・ジュニア競技大会
2009年08月20日~23日
東京都 明治神宮アイススケート場


8/23
ジュニア男子 感想

 服部瑛貴さん  !  二度見した。三度見した。背中の"KAWAGOE"の文字がなかったら彼だと分からなかったかもしれない。一気に長身になって、顔も体もびっくりするほど締まってた。素敵な立派な高校生になっていた。彼の容姿の変化に驚かされるのはもう何度目かだけど、この先これ以上の驚きはもう味わうことはないだろうな。上が青、下が黒の衣裳。新プロ。冒頭の3Sは惜しくも着氷後転倒の形。3Tも転倒。Lzのエッジのエラーが結構顕著かな。2A+1T、イナバウアーからイーグルはポジションや流れも綺麗で○。後の2A2回は特に3つ目がとても綺麗だった。スピンに入ると途端に、もっと小さかった頃の姿とだぶる。変わらず綺麗。ジャンプも跳び方や姿勢にあまり変化はないけど、しっかりした体つきのお陰でこれから安定しそうな予感。しかし新プロで慣れてないせいもあるんだろうけど、彼の表現力が若干影を潜めてしまった気がする。急に大きくなった体とまだ喧嘩してる感じで、所々で目を惹く振りはあるものの、以前よりアンバランスな演技の印象。服部君の類稀な表現力と音楽的センスを自分は勝手ながら信じてる。色んなものがガッチリ噛み合うようになる日はそう遠くないと思う。
 橋本誠也さん 続行プロ 3Tステップアウト、3Loは2度とも転倒(6分では結構良い感じだったのに)3S 2Aは二つとも低めでちょっと危ない感じ 3T転倒で壁に激突、腰のあたり打ったかな…痛そう。1A両足。SlStは気持ちを振り絞ってかなりの気合、会場から手拍子。痛みで苦しそうだったけど最後までとても頑張ってた。3シーズン目、もともとかっこいいプログラムがさらに磨き込まれて、ステップにもより磨きがかかってた。同じ曲の同じ作者のプログラムがいくつ存在したとしても自分はこのリバーダンスが好きだ。
 磯崎大介さん 続行プロ 3Sステップアウト 2Lz 1Lo CCoSp特にシットが見事で会場から拍手。2A降りてポーズまで流れがきれい。3Fは回転不足で両足。単独3S。3T転倒。CSSpきれい。3Lo転倒。少し元気のない終わり方。滑りもスピンも良かったしプログラムの纏まりもよかった。もうジャンプさえ嵌れば…!
 今年からジュニアの千葉龍一さん 2A+2T 3S惜しかった! 3Tステップアウト 2F+2T+2Tは綺麗 2Lzは正直Fに見えてしまった 2A 綺麗なCSSp 2Aお手つき 2F スピンはシットが多かった気がするけど上手いから良い! 後半は疲れが見えて、ただ滑ってるだけの部分が多めだったり、探り探りの4分間だったのかもしれない。きっと初めてのジュニアのフリー。いいキャラで好印象でした。
 和田由惟さん ますます見栄えのするスタイルになって続行プロ。3Tは回転足りず脚がクロスしたまま前屈みで堪える 3Lz二度ともと3T転倒 仲間からの野次りに近い掛け声のすぐ後に2Aを二つ成功して客席が沸いたり。CCoSpとCSSpはポジションが綺麗だった。演技のタメが上手になったなと思ったり。すっかり男子ジュニア選手らしくなったなぁと思うと同時に、かなり甘い雰囲気を漂わせるようになったのも見逃せない。(まるで辻くんのようなですね)

 日野龍樹さん 二度見した。去年の東日本以来10か月ぶりの日野君はやはり縦に伸びていた。顔つきも雰囲気も大人っぽくなってた。まだまだ変わりそうだけど。薄い紫色と藍色、手袋つき、袖のデザインが面白い衣裳で続行プロ(少なくとも曲は同じ)。3Lz+2T 3Fステップアウト 3S 3Lo CiStは足捌きから何から特に成長の跡がくっきり。後半に入っての3Lzも鮮やか。2A+2T 3Tは何とかこらえた この辺りから痛みか疲れの表情が目立った。2A~2Aはちょっとバランスを崩しかけながらセーフ。最後のスピンも良かった。体の大きさの分滑りとジャンプが前に見た時から数段進化して見えた。ジャンプは軸の細さに高さが加わって、余裕たっぷりな着氷が見ていて気持ちがよかった。美味しいジャンプ。まだまだ背が伸びそうな気がする(ご家族を見ても)のがちょっとだけ気がかりではあるけれど、今後スケートの旨味は増す一方になりそうで楽しみ。
 小沼祐太さん 続行プロ。明るい髪色になってから初めて見る演技。髪色に反して硬派になっていく気がする彼は。飛距離のある美しい2A! 3T+2T 速くて綺麗なCSSp SlSt首を振るような動き今まであったっけ?? 2S またも美しい2A!! 綺麗な3S(小さくガッツポーズしたように見えた) 両足降りの2Tが惜しかった後、2Aを決めた次に改めて3T成功。スピード・流れ、勢いがあって4分間があっという間に感じた。気持ちの良いスケート。1月の国体を皮切りに、彼の印象は上がる一方。どんどん真面目に、男らしくなっていく感じが素晴らしいですね。
 近藤琢哉さん スプリングトロフィーで披露したニューシネマパラダイス。五分袖シャツにベスト。3Lzは斜め 高すぎる2A+2T(思わず3A来るかと思ってしまった) 3Lz+2T今度は綺麗! 3S前のめり姿勢 スピンで少しバランス崩す 2F(エッジ怪しかった) すいーーっと滑りが加速してからのFSSpはとっても映えていた 抜けて1Lo SlStは色んなカーブを描いてておもしろい ここで3S+3T! 2Aで転倒 フィニッシュのポーズは素敵だった。ムラがあるのは相変わらずなのかな。でも年齢相応かそれ以上に、以前より逞しさを感じた。纏まりのある演技にはやや遠いけど、枠には収まらないスケール感はやっぱり彼の魅力かなと思う。今井さんと同じくJGPハンガリー大会へ出発間近。この演技が良いステップであってほしいな。
 中村健人さん カルメンポエタ 茶色に黒のベスト、首の所のデザインが良い感じ。で肩~胸と脇腹あたりに金色。6分から好調。3A+2T! 3Lzは壁ぎりぎりですぐにフリーレッグをつく もう一度綺麗な3A 2A+2T ゆっくりな曲調に合わせて(?)のゆっくりCSSp 3F 3Lo CCoSp綺麗 3Lz+2T 最後の3Sで惜しくもステップアウト、最後のスピンが急減速でちょっともったいないフィニッシュ。しかしそれまでが本当に見事な内容だったし、会場は拍手喝采。衣裳の効果もあるのかもしれないけど、今までより遥かに大きくがっしりとして見えた。振付もゴージャス。素敵だ。彼に情熱的な路線のプログラムは想像できなかったけどかなりハマってた。こだわってかなり研究したんじゃないかと思う。プログラムの要所要所の、キリッとキメたりや首を振ったり、どこを切り取っても絵になりそう。クセのない美しさはどこまでも健在。いっそずっと氷の上にいてくれないかな、いろんな意味で。

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by taigayuri | 2009-08-24 01:00 | フィギュアスケート

2009 夏季ジュ二ア 2

2009 東京夏季フィギュアスケート・ジュニア競技大会
2009年08月20日~23日
東京都 明治神宮アイススケート場


8/23
ジュニア女子 感想とか

 石﨑里緒奈さん ガーシュウィン 片手パールスピンが見事。カーブをふんだんに使ってじっくり見せたSlStも良かった。全体的な印象もなかなか。

 千田玲奈さん 2A+2Tなどのコンビネーションが迫力満点。ステップも良くて動きも良しスピードも最後まで落ちずで好調、見た印象ではかなりミスの少ない演技だった。スコアシートを見ると「<」多め。

 櫛田麻佑さん エメラルドに近い青色の衣裳が可愛いデザイン、全体的にも可愛い感じ。アクセルがかなり高い。

 遠山由華さん 水色と白の衣裳。美しい3S。3Lzは転倒、3Loは難なく跳んでたようだったけど<。ステップもきれい。確実な上達が見て取れる良い演技だった。柔らかい腕使いが特に目立つが、全身を使っての見せ方・身のこなしもバランスがとれてると思う。現時点での完成度が高い。年齢より大人びて見える。背も伸びたかな?やっとジュニアかーっていう感覚。今季からのジュニア本格参戦がかなり楽しみ。

 今井遥さん ほっそりして見えるけど背が伸びたかな?演技冒頭の美しい笑顔にびっくり。いつからこんな演技派に?!と思うくらい。一つ目の3Loは素晴らしい質。2回目はちょっと斜めだったのに着氷までの間に持ち直した感じで、凄いバネを感じた。ジャンプはまずまず。そして踊りの上手さにびっくり。彼女がこんな芸術的な美しい選手になるなんて、ほんの二年前にはまったく想像できなかった(ごめんね)。吸収の速い感性豊かな、そして努力家な選手なんだろうなぁ。格上の存在感だった。このドラマチックなプログラムと水色に金色がキラキラ輝く衣裳、世界に自慢できるはず。JGP一戦目までもうわずか数日。頑張って!

 浅見琴葉さん 黒鳥。珍しくスカートが長めで首周りが露出したデザインの黒い衣裳が大人っぽい。3回転は抜いてきたけど、ダブルジャンプがどれも加点ものの綺麗さとリズムの良さだった。最後の最後、アクセルが抜けてしまったのだけが惜しかった。ジャンプもスピンもいつの間にか凄くしっかりした軸になった。スピンから急に止まってポーズをとったり、ジャンプからの踊りの流れだったりCiStだったり、息を呑むほどに美しく印象的なプログラム、力強さも感じられる美しく素晴らしい演技だった。拍手も大きかった。

 牧村果歩さん ミスしてもニコッ!って笑顔を見せてくれて、溌剌とした明るい演技、ジュニアの中では元気さが光ってた気がする。

 浜谷佐理さん 水色の衣裳でポニーテールで、ふわりんって高い柔らかいジャンプ、弾むように軽やかで勢いもある演技。ジャンプの抜けはあったけど素敵だった。

 奥山未季子さん スピンが良かったし全体的に悪い印象でもなかったのだけど、ちょっと元気が足りないような感じだった。赤と白の鮮やかな衣裳でダークアイズ。

 梅田莉奈さん レンガ色衣裳で新世界。絶えず動けていたのが印象的。流れもスムーズ、ジャンプがプログラムに調和してるってこういうことかなと思った。とにかくよく動けてるステップでは拍手が起こった。巧さを感じる。

 五木田媛花さん 深緑の衣裳。ジャンプが高くて素敵。楽しげな振付な割りにまだちょっとあっさりな表現、スピーディーに駆け抜けるような演技。これぞ若さだ。

 藏佐衣子さん ジャンプが軽くて綺麗。斜め3T、よく耐えた!って思ったのに<。最後の3連続もよかった。

 阿久澤恵深さん 3T+2T、2A~2Aと良い出出し。3Loは両足。シットスピンが変わったポジションで良かった。3S転倒、3T(<なのか…)。速いLSp、2A+2T+2Loと持ち直し、躍動感溢れるSlStで最後を盛り上げた。ダークカラー衣裳にキラキラの飾り。ずいぶん大人っぽくなったなと思った。

 松丸佳内子さん こんなに背が高かったっけ?と思った。とてもスポーティー。ジャンプはやや詰まり気味だったかな。キビキビした動きのステップがなかなか良かった。3分を過ぎた辺りで3Sからの3連続が決まり、続けて入りの難しい2Aも決まって良い印象で終わった。

 鈴木伶奈さん 赤い衣裳 前よりぐっと大人なプログラム。ちょっとジャンプが不調で残念。

 藤枝美鈴さん ピンクの衣裳で花のワルツ。サクっときれいで軽やかな感じの演技。なかなか他にない個性かもしれない。

 根岸楓さん 白と黒、東欧民族衣装っぽくて可愛い衣裳。可愛い振付。器用さより頑張りで!ってタイプかな。一歩一歩じっくり前に進んでほしいタイプだなぁとか思った。

 毛間内かれんさん 紫とオレンジの衣裳で四季。ジャンプ3つ立て続けにミスで心配なムード。FSSpは速い。2F。3Lz+2T成功(eついてますね)。LSpも綺麗、3F+2T+2T、2A~2Aはスパイラルからの入り。硬質な滑り。スピンは素晴らしいですな

 押川ロアンナ紗璃さん カルメン 3Lz転倒 3F+2Tは綺麗。3Loも綺麗。ポーズのかっこよさが増してる。2A+3Tは僅かに回転が足りず、降りてから転倒みたいな形で惜しかった。ドーナツスピンで拍手。3Loちょっと弾けちゃって+1Lo。綺麗なCCoSp。3Sも綺麗。最後はSlStで盛り上げてフィニッシュ。このラストかっこいい。

 木内千彩子さん チャルダーシュ キレ味鋭いジャンプ、決まると本当に鮮やか。たまに突っ込んで崩れちゃったりも。情熱的で激しい動きが素敵な、本当にキレ味の良さが気持ちいいプログラム。このちょっぴり破天荒なところもやっぱり目が離せない。

 中村未夏さん 3F両足 3Loは綺麗だと思ったのに<がついてる。3Sステップアウト。I字のスピンがかなり綺麗な形になってた。アクセルが抜けた後の3T+2Tはきれい。3Sからの3連続は両足っぽくなってちょっと乱れて、最後のアクセルコンボもシングル。随分と体が柔らかくなった気がする。それと同時に動きの硬さもすっかり無くなって、見違えるほどに洗練された素敵な選手になった。中学生から高校生になった違いがくっきり。滑りも良かったしプログラムもいい。これからどんどんPCS伸びそう!

 河西佳弥さん 2A+2Tが2度ともとても綺麗。ふんわりジャンプ。3S<は厳しいなあ。2F+2T+2Tとか落ち着いて難なく決めた。スピンもいい。LSpは脚と背中がくっつきそうな角度。レベルの高さが伺える。

 井上華凜さん ジャンプは転倒・両足なのがあったのに加え、<も喰らってちょっと厳しい採点に見える。足替えスピンが綺麗。かっこよくて可愛いSlStが好きだ。

 神戸佐和子さん サムソンとデリラ、衣裳も多分同じ。3Lz転倒の後、3F+2Tと3S+2T成功(両方<なんて…そんな足りなかったかな) フリップパンクで、イーグルで繋いでアクセルもシングル。両方成功してたらかなり映えたんだろうな。ステップとスピンは良かった。実を言うとフリップが二回ともルッツに見てしまったつくづくアテにならん目。
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by taigayuri | 2009-08-24 00:30 | フィギュアスケート

2009 夏季ジュ二ア

2009東京夏季フィギュアスケート・ジュニア競技会
2009年08月20日~23日
東京都 明治神宮アイススケート場


印象に残った選手など
8/23
ノービスA女子小6以下(B)
神代さんのレイバックスピン、ビールマンポジションまでの速さが見事。最後まで根性溢れる演技。宮川さんはやわらかなラインが綺麗で、バランス感覚も良さそうな選手だなと感じた。冒頭の2T+2T+2Tも綺麗だった。西野さんのブルー系の衣裳が綺麗。そして高くていいジャンプ。2Lo+2T+2Tはかなり質が良かった。明るい黄緑色衣裳だった深瀬さんは、軽やかな音楽によく合ったゆったりSlStとか印象的な最後のポーズとか、惜しかったロングイナバウアーからのジャンプとか、色々と良かった。木全さんは青い衣裳。周りの選手と比べると小柄なのに、芯のしっかりした激しい動き、滑りのスピードもありスパイラルも迫力あり。スピンなども技一つ一つがハイレベル。ジャンプも2A含めキレがあり、フィニッシュまでがあっという間に感じられた。


ノービスA女子中学生以上
川畑いずみさん ピンクパンサー 最初に2Aが決まり、そのほかもキレのあるジャンプで良い演技だった。
神宮の佐藤江玲奈さん 薄紫と白の衣裳でモーツァルト かなり好調な感じだった。初めて見たけど印象に残った。ちょっと焼けた感じの肌がまたイイ。
原村茉里さん、曲は禿山の一夜でなかなかかっこいいプログラム。黒い長い手袋。出だしの動きにはぐっと引きつけられた。イーグルからのアクセルはややオーバーターン。最初の勢いからは若干尻すぼみだったかな。難しそうな動きの多いSlStにしても選曲にしても、チャレンジなプログラムだなと思った。
山野井英未さん 色白で西洋の顔立ち 紫がかった青の綺麗な衣裳 シュトラウス 色々きれい ちょっと楽しみかも。
高山眞冬さんも勢いがあって良かった。濃いピンクの衣裳で、軸の細ーいアクセルが2回。
浅田梨々香さんは順位的には振るわないのだけど、見る度に毎回少しずつ確実に確実に上達していく感じが良いなーと思いながら見ていた。なんかそういう選手ってたまにいる。泡立てた卵黄みたいな淡いイエローの衣裳もかわいい。
次がぶっちぎりの庄司さんだったのだけど、決して印象から消えていないし。
その庄司理紗さんは別格の演技だった。水色系の衣裳。以下ジャンプ 3Lz。3Fは両足。3Lo。2回目の3Fは何とかこらえる感じで+1T。2A+2T+2T。3S+2T。スピンもソツがなく、締めはビールマン。上質な滑りと身のこなし。終わってふと周りを見るとお客さんいっぱい、拍手喝采。凄かった。
ジャンプが軽い感じで機敏な印象だった小島美優さんも良かった。
そして河西歩果さん。タンゴ。スタートの位置につくまでの表情から既に女優のようだ。3T転倒、2A+2T、3Sはちょっと微妙で< 細身で鋭利な感じのラインをうまく活かしたサイドウェイズからのレイバックスピンは迫り来る曲の雰囲気に凄く合ってた。3Loは両足。2A+2T+2Loは綺麗。速くて迫力のSlSt、そのまま2F+2Loが決まったとこがかなりかっこよかったですよ。最後、曲の終わりになかなかスピンが終わらなかったのが勿体無い。
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by taigayuri | 2009-08-24 00:00 | フィギュアスケート

2009 コバトンカップ

第4回 コバトンカップ フィギュアスケート競技会
2009年05月9日
埼玉県川越市 川越スケートセンター

2級以下クラス結果
3級以上クラス結果


感想など

ノーピスA女子

一部の選手しか見られなかったけど窄山さんと五木田さんはかなり良かった。窄山さんのアクセルがとても高かったのと最後のレイバックスピンが非常に綺麗だったのが印象的。プログラムは「Soul of the Tango」。


ノービスB男子

前田君「ドラゴン」SlStで龍が全身に巻きつくような片腕のポジションがかっこいい。繋ぎも凝っていて印象的な素敵なプログラム。
五木田君は赤いシャツに黄色いネクタイで「ルパン三世」。音を丁寧に拾った振付でバレエジャンプなどがとても効果的に感じられた。
八木君「オリンピック ファンファーレ」キリッとした表情で力強く迷いのない演技だった。選手達からの声援も盛大。溜めて溜めてどーん!って振り返るフィニッシュが格好良すぎるんですね。


ノーピスA男子

鈴木君「運命の力」全身を大きく使った終盤のステップが素敵だった。昨秋に見た時よりもとても上手になった印象。


ジュニア女子

浅見琴葉さん「愛の言葉・タイスの瞑想曲」冒頭のアクセルが1Aになった以外はほぼ完璧。2A二回成功、うち一つはかなり終盤にとても大きくて綺麗に決まった。目線や顔・顎の使い方の美しさが一段と増して素晴らしい演技だった。スピンも良かった。体つきもしっかりしてきてとても大人っぽくてエレガント。だんだんと少女から大人の女性に変わっていくこの感じ。見ているだけで幸せ。このプログラムはこれで見納めらしい。
片部さん「Swan Princess」とても勢いがあった。ジャンプはスピードに乗って凄い迫力。最後までスピードが落ちずほぼミス無しの演技。
長谷川奏さんの「A tribute to Charlie Chaplin」も凄く勢いがあって、3Tは単独もコンビネーションもたしか成功。高いジャンプばかりだったけど最後の2Aだけ凄く低くてこれまたびっくり。リズミカルな踊りにSlSt、そして笑顔がとても可愛くて、スローパートは雰囲気があって素敵だった。最後の最後にスピンの入りで激しく転倒してしまったのが惜しかった。痛そうだった…。
浅見和さん「Much A Do About Nothing」、田部井さん「ミス・サイゴン(&レ・ミゼラブル?)」2選手とも至近距離(リンクサイド)で見ても抜群にスタイルが美しく見とれた。浅見和さんはレイバックスピンが綺麗だった。田部井さんはジャンプがなかなか決まらなかったけど爽やかなスケートだった。
中村さんと加藤さんは棄権。


ジュニア男子

小沼君「ロビンフット」2A、3T+2T、2S、2A両足、3S、3T危ない着氷何とかこらえた、2A、2Lz+2T+2T? はじめの二つのスピンは良かったけど最後のフライングで失敗、惜しい。でも滑りも全体の纏め方も更に良くなって、気合もスタミナも充分の良い演技だったと思う。
堀之内君「海猿」3F+3Tとても綺麗、3Lzもとても綺麗、3Lo手をつく、高い3F、3Lz音のしない転倒、3S、2A、2A+2T(3連続にはせず) スピンがとても良くなった。SlStも昨年度までより良くなってる気がする。とても良い演技だった。そして体が凄く大きく見えた。ジャンプは6分練習から好調。6分でははじめ3Fがなかなか決まらなかったが、一度成功するとその後どんどん決まるようになり、見ていて気持ちが良かった。
磯崎君は棄権。


選手権女子

長谷川遥さん「Untouchables」薄紫の衣裳。綺麗なSpSqから始まり、2A綺麗、2S、2Lz+2T、連続スリー~2Lo、綺麗な流れの2A、2A+2T、スピンがグラつき抜けかける、2F+2T+2T?、最後のスピンの途中で転倒が惜しい。よい滑りで流れの途切れない演技。始めから終わりまで笑顔で滑っていて、こんな遥さんは初めて見たので驚いたけどとても良かった。終盤のSlStの時の笑顔が特に素敵だった。
木田さん「The Red Violin」1A、2S、2T、2F+2Tなど 2Tで痛そうな転倒あり。SpSqが綺麗だった。


選手権男子

田原君「ローレライ」高い3T、3S+2T、A、FCSp回転速め、SeSt、S、1T、MIF、1A、2A、2A+1T?、力強いSlSt 中盤ジャンプが抜けがちになった後でまた盛り返し、会場が盛り上がった。スタミナも集中も切れることなくとても良い演技だった。
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by taigayuri | 2009-05-12 00:14 | フィギュアスケート