しれっと


by taigayuri

2010インターハイ 3

第59回全国高等学校スケート競技選手権大会
2010年1月20日~23日
釧路市 春採アイスアリーナ


1/23(土)
エキシビション 感想


出演選手6名での6分練習のあと開演

男子3位 小沼祐太君 ショート衣裳で黒猫のタンゴ(長谷川奏選手のショート音源) 選手紹介のアナウンス内容に「!」っていう反応をしていたような(笑)。おそらくアドリブ演技。ところどころ本家の振付が入ってました。きれいな2Aにステップ、ビールマンスピンも披露。3T+3Tにトライして転倒し寝そべったり1。ほかにジャンプは2Sと3T。これは期待を裏切らない美味しいエキシビションでした。せっかくのエキシビション、そう来ないと!素晴らしいサービス精神です。最高です。ショートもフリーも本当に素晴らしかったし、彼は間違いなく今大会の主役の一人でした。最後の決めポーズは猫の手。

女子3位 河野有香さん フリー衣裳で安室奈美恵のWishing On The Same Star 恐らくオリジナルのEXプログラムは河野さんのみ。2A、3S、3Tジャンプすべて成功。サビのスパイラルも歌詞に合わせた振りも凄く印象的で、笑顔で楽しそうに嬉しそうに滑っていて良かった。本当に素敵なナンバーでした。フリーの素晴らしい演技と合わせて、この日の主役は河野さんだったと言ってもいいと思います。

男子2位 中村健人君 フリープログラム 3A、3Lz、3A+2T成功!ステップで転倒して寝そべったり2 起き上がって少し流した後、曲のジャン!て音に合わせてポーズだけ決めて後はまた流したり、大ウケ。思わず昨年の同大会エキシビションを思い出す。その後2A+3T着氷。ジャンプをいくつか抜いて、曲が変わった所からは本気モード。3回目の3A!は惜しくも転倒だったけど、最後は3Tをきっちり成功。今回のフリーと同じジュニアの4分のプログラムだったけど、直後にあるシニアの大きな試合に向け、フリーの良くないイメージを払拭し、良い感触を取り戻す演技だったんじゃないかと思います。ハードスケジュールの強行出場ともいえる今試合でしたが、彼が出てくれたおかげで豪華なインターハイでした。四大陸頑張ってきてほしい!

女子2位 後藤亜由美さん ショートプログラム ジャンプは3S+3T転倒、1A、3T+3T転倒 3回転+3回転はどちらもきれいに回った!と思ったのに回転が少し足りなかったのか惜しかった。練習では何回も綺麗に降りているのを見たので、試合で入れられなかった分エキシビションでは降りたかったんだろうなぁと思った。そんな心意気を見せてもらえるのもエキシビションならではで嬉しかったです。日本のトップ選手の魂をしっかりと受け継いでますね。

男子1位 木原龍一君 ショートプログラム 距離も高さもある3S+3Tと大きな大きな3F、試合の時以上の質だったかもしれない!その後は3Sを転倒して寝そべったり3 男子は結束力あるなぁ。時折笑顔を見せほどよくリラックスして滑ってた感じでしたが、ステップの迫力は試合本番に迫る勢いで、かっこよかったです。今さらながらこのプログラムめちゃくちゃかっこいいですね。

女子1位 國分紫苑さん ショートプログラム、今年はショートの衣裳で コンビネーションジャンプは1+1、3Fと2Aは成功。スパイラルの手指の特徴的な振りは彼女のトレードマークみたいな感じがする。今季別人のように激しく情熱的になったステップ。昨年のエキシビションでは遠慮がちにも見えた同じプログラムでの演技が、今年は自信も風格も感じるチャンピオンらしい演技でした。 

フィナーレ 6選手で客席に向かってお辞儀しようとするも揃わずぐだぐだになり、改めて小沼君が全員を仕切ってたのが可笑しかった。
昨年に引き続き大会最後、表彰式の前に行われたエキシビション。エキシビションはやっぱり楽しい!ここでしか見ることができない小さな、でもとても貴重なショー。選手にはちょっと大変かもしれないけど、滑ってる選手も見ている選手達も心から楽しそうでした。どうか来年以降もこの最後のお楽しみが継続されますように。インターハイといったらエキシビション、というくらいに根付いてくれたらいいなと思いました。

表彰式と閉会式のほうは、昨年の賑やかでフリーダムな3年生(男子)選手達が卒業し、ここ数年よりずっとおとなしい、落ち着いた、静粛な式でありました。ジャンプ披露とか特にありません(時間も押していたし)。ちょっと寂しい気がするのは気のせいのはず。

3年前、今高校生の選手達が全員中学生の時の全中の結果と見比べてみると、男子は入賞者は8選手中5選手が同じ顔ぶれ、女子は4選手が入れ替わった。優勝者は男子も女子も別の選手。
今年高校生の世代は特に男子が、早咲きの選手がいなくて、数年前はみんなで燻っているような感じがして(なかなかガツンと頭角を現してくる選手がいなくて)、見る側としてはちょっとやきもきしたりもしていた。でもこの2年くらいで、揃って急激に力を伸ばしてきている。素質も高く個性も豊かなこの世代の男子選手達、個人的に凄く応援したいと思っている。来年は下から絶賛突き上げ中の世代が高校生になる。一年生が大活躍するのも楽しみな一方、迎え撃つ上級生に頑張ってもらいたい気持ちも大きい。来年のインターハイが今から楽しみ。
女子は早くに芽を出していた強化選手達が揃って壁にぶつかっている状態なのが、結果に現れた試合だった。女子選手には高校生の時期が一番難しい時期なんだなと改めて思う。また一年後には大きく順位が入れ替わってるのかもしれない。でもこの世代が揃って大学生になる頃には、インカレなどはかなりハイレベルな試合になっていそうな気がする。毎年勝者が入れ替わりながら切磋琢磨していくのかもしれない。



1/24(日) 北海道新聞
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by taigayuri | 2010-01-24 22:06 | フィギュアスケート